私の看取り感

施設長 栗本勝美

 看取りについて自分なりの経験からお話をさせて頂きたいと思います。
病院での看取りや施設での看取りも何例か立ち会わさせて頂きましたが年齢には関係なく生きたいとの一様の思いを断ち切らて終焉を迎えることには変わりはないと思い出来るだけ寄り添い不安が少しでも少なく穏やかに御自分を全うして頂ければと思っています。
 『アミライフ・湯の里』でも1年あまりで2名様の看取りをさせて頂きましたが御自分の意思を最後まで伝えながら終わりが来ることに身が引き締まる思いと無情を感じています。
 反面スタッフが自然体で対応をして自分たちの出来るだけのお世話をさせて頂き自己満足でもスタッフ間の達成感も出て来ています。
施設でも看護との連携が取れていれば穏やかな日々を送りながら終焉を迎えられる事が可能であることを経験から学ばせて頂いています。
家族様も自分たちが立ち会いの中で看取りが出来たことには心より感謝されている様子でした。
 看取りを経験することで自分たちの介護感が変わってよりよいスタッフに育って行く事を期待も込めて見守っています。

「アミライフ・湯の里」施設長 栗本勝美

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